漢検1級模擬試験その④
今回は試験前ということで、痒いところに手を届かせるというテーマで作った結果、難易度高めです。
160点合格ですが130点合格のつもりでやってみて下さいm(_ _)m
読み(1~20は音読み、21~30は訓読み)
(30)1×10
- 茅堵蕭然とし 茹腥 を食みて、徒に裘葛を易う。
- 亢竜の悔いをここぞとばかりに 肆詈 する。
- 溽暑去りても 旻天 未だ矇し。
- 杞憂に終わり心、栩栩然 として舞い踊る。
- 幽篁の中に一人、管籥 吹きの翁あり。
- 森の魍魎に 犂然 とする。
- 幕府から瑶台施工の為、徭役 の通達を受ける。
- 堽阜 から街を一望することが好きだ。
- 万卒 殞斃 しても、一将は動じてはならぬ。
- 根に 筱 が麕至し、珍妙な景色となる。
- 汀渚に 海鰌 の屍骸が流れ着く。
- 千の軍卒懼れず、真に恐るるは匈奴の 谷蠡 、啻一人。
- 鸛鵲樓 に登りて万里を臨む。
- 亜熱帯の森は蔦蘿 蔘綏 として碍と成す。
- 苑結 として怡楽に及ばず。
- 孳孕 した雌を雄が離れず守っている。
- 瘡蓋と 瘰癧 は触るべからず。
- 蓑蓑 とした金鬱香の蕊。
- 散っていった 阿僧祇 の夢は、廻りまた誰かの夢となる。
- 白髯の老人が 梲 で体を支えている。
- 春は花を 賞で、秋は風と話す。
- 魚を得て 筌 を忘れる。
- 輻 の如く広がる。
- 去り行く君の袖を 扣う ことなかれ。
- 徼った先に嵐影湖光とした勝景あり。
- 料理のことならば 嫂 に聞くのが手っ取り早い。
- 靄然として 洸か に前が見える。
- 禍い続きても憂に 丁たる ことはなし。
- 美しい 珈り が目を惹く。
- 御殿の 囿 は松が多く植えられ拘りを感じられる。
②書き(19,20は国字)
(40)2×20
1,綺羅 ヒゼン として、民衆を蠱惑す。
2,秋の バンライ と虫の声が調和する。
3,退院した直後は ジョクソウ が痛かった。
4,表向きは絢爛なれど、内は粃政に民が窶す シコク なり。
5,老いて尚 エキエキ と農業に勤しむ。
6,辺陬の地に コウユウシ 様が来駕なさる。
7,割烹料理店で海老の シンジョ を食べた。
8,天闕の君主に嬖愛されし ヒショウ あり。
9,杉花粉の影響で何度も ハナヒる 。
10,デイマン を用いて白堊の壁を塗る。
11,ドラマの影響か随分とヒねた子どもに育った。
12,過失を カガり て弥縫策とした。
13,天に マシマす 我らが神よ、此所に勇者の御霊を呼び戻したまへ。
14,土地の譲与が済み、官府から クゲン が届いた。
15,豺狼当路として、心中に クゲン 尽きぬ。
16,忌憚なき意見を交えども、カンカク することは無し。
17,磧の縁にて、カンカク が揚揚と石切りに勤しむ。
18,国勢 カンカク として隆盛す。
19,佐渡島の トキ の繁殖に成功は、住民の努力あってのものだ。
20,短波は デカメートル 波とも呼ばれる。
③語選択
- 文才や歌才に恵まれていること。
- 学問を深く蓄えるたとえ。
- 先代の王。
- 客が訪れることの敬称。
- 神聖な場所。
ウンオウ/オウカン/コドウ/シュウチョウ/
シリン/ヒリン/ビロウ/フンユ
④四字熟語
(20)2×10
- 止渇( )
- 朝憲( )
- 発揚( )
- 班女( )
- 尺呉( )
- ( )倫序
- ( )淪肌
- ( )多姿
- ( )疾言
- ( )在側
いんちん/しゃくやく/しょうずい/
じょうひ/しょうぼく/じれん/すんそ/
とうれい/びんらん/ふくこう
④-2 四字熟語の読み
(10)2×5
- 災いを取り除くこと。
- 活躍の目覚ましいこと。
- 力を合わせて他を排斥すること。
- 才能などを表に出さない。
- 非常に人気があり評判である。
・衣錦尚絅
・桃弧棘矢
・引縄批根
・跂行喙息
・撼天動地
・擲果満車
・轍乱旗靡
・逍遥自在
⑤熟字訓・当て字
(10)1×10
- 水豆児
- 円座
- 緊唇
- 朱欒
- 海蛆
- 渟名井
- 景天
- 緬甸
- 菟糸
- 姑娘菜
⑥熟語の読み・訓読み
(10)1×10
- 韶景
- 韶しい
- 癲癇
- 癲う
- 悁急
- 悁る
- 騫衣
- 騫げる
- 捫蝨
- 捫る
⑦対義語・類義語
(20)2×10
聿皇⇄( )
寥々⇄( )
不友⇄( )
佳麗⇄( )
鄭声⇄( )
勅命=( )
鴃舌=( )
大篆=( )
竜鍾=( )
大旆=( )
かんかん/かんまん/しけん/しゅり/
すいか/ちゅうしょ/ていがく/
ばんしょ/らんかん/りょうじん
⑧故事・ことわざ
(20)2×10
- リョウバンホウイツの士
- バシの五常
- ヒソミに倣う
- スウキビを競う
- シュクバクを弁ぜず
- ケンチ相和す
- ムクロジは三年磨いても黒い
- メッチョウの災い
- 楚王サイヨウを好みて宮中餓死多し
- デデムシが日和を知る
⑨文章問題
(20)2×10
(10)1×10
各地を垂迹して回っていると、a,遐裔 の村にて祭の準備に中った。何をするか尋ねども、強い訛り故、b,邇言 ならずして聞に至らず。
分かったことは ①チギ への感謝を捧げる祭であり、神饌を獲りに向かう直前であったということのみ。
c,四阿 では、鳥を捕るための ②ケンサク を ③ス-き て、d,稀罕なれど e,珠鶏 の捕獲を狙いし。
西の崖から天池に ④スイリン せざれば、彩色豊かな海の幸が掛かる。乱獲は海の神への無礼に当たる故、 ⑤ヘイイ に則り糸を収むる。代わりに自ら海に潜りて蚫を狙う。余談ではあるが、海牛と言ふ軟体動物腹足綱 f,後鰓 亜綱に属する生物が海を彩っているらしい。
隴畝では g,秧針 が今では懇ろに育ったので刈りこれも献上物とする。御神酒は名産の h,甘蔗 を搾り、それを発酵させることで酒にす。
準備は万端なり。
当日、豪華絢爛な料理が並ぶが大きな i,甄 に珠鶏の姿無く、抱歉する者在り。⑥カコ-つ けたところで、変わる由も無し、欣喜雀躍として楽しむが良し。
長老でもあり、唯一の ⑦シャベンカ でもある白髯の j,大耋 の鶴声にて、 ⑧テンゼン と鼓の音が響き渡り。
祭は恒に酣として、いつの間にか ⑨カショウ の刻となり、宮司ら皆斎戒沐浴して神送りとした。
すっかり ⑩コウタけた 頃、宴も益々熱を帯びてきたところで、私は擱筆させて頂くことにする。
○答え
スクロールし過ぎ注意
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
☆マークは個人的に特に難問だと思うものです。
①読み
(30)1×10
- ジョセイ
- シリ
- ビンテン
- ククゼン
- カンヤク
- リュウゼン
- ヨウエキ
- コウフ
- インペイ
- ショウ☆
- カイシュウ
- ロクリ☆
- カンジャクロウ
- サンスイ
- ウッケツ☆
- ジヨウ
- ルイレキ
- サイサイ
- アソウギ
- タツ☆
- め-でる
- うえ
- や
- ひか-う
- めぐ-る
- あによめ
- ほの-か☆
- あた-る
- かみかざ-り
- その
②書き
(40)2×20
- 斐然
- 万籟
- 褥瘡・蓐瘡
- 疵国☆
- 役役☆
- 皇猶子☆
- 糝薯
- 婢妾・妃妾
- 嚔・嚏る
- 泥鏝
- 陳ねる
- 縢る
- 在・坐す
- 公験☆
- 苦患、苦艱
- 扞格・捍格
- 丱角
- 煥赫☆
- 鵇
- 籵
③語選択
(10)2×5
- 繡腸
- 泓涵☆
- 故道☆
- 賁臨
- 枌楡
④四字熟語
(20)2×10
- 止渇(飲鴆)
- 朝憲(紊乱)
- 発揚(蹈厲)
- 班女(辞輦)
- 尺呉(寸楚)
- (昭穆)倫序☆
- (浹髄)淪肌
- (綽約)多姿
- (攘臂)疾言
- (伏寇)在側
④-2 四字熟語の読み
(10)2×5
- きょくし
- かんてん
- へいこん
- しょうけい
- てきか
⑤熟字訓・当て字
(10)1×10
⑥熟語の読み・訓読み
(10)1×10
- しょうけい
- うつく-しい
- てんかん
- くる-う
- けんきゅう☆
- あせ-る
- けんい
- かか-げる
- もんしつ
- ひね-る
⑦対義語・類義語
(20)2×10
- 聿皇⇄(緩慢)☆
- 寥々⇄(蕃庶)☆
- 不友⇄(棣鄂)
- 佳麗⇄(觜臉)☆
- 鄭声⇄(梁塵)☆
- 勅命=(渙汗)☆
- 鴃舌=(侏離)
- 大篆=(籀書)
- 竜鍾=(闌干)
- 大旆=(翠華・翠花)☆
⑧故事・ことわざ
(20)2×10
♢難易度
- 竜蟠鳳逸
- 馬氏☆
- 顰
- 鄒忌美☆
- 菽麦
- 壎篪
- 無患子
- 滅頂
- 細腰☆
- 蝸牛
⑨文章問題
(20)2×10
(10)1×10
①地祇
②羂索
③結-く
④垂綸
⑤秉彝
⑥喞・託-つ
⑦赭鞭家☆
⑧塡然☆
⑨下舂
⑩更闌-く☆
a,かえい
b,じげん
c,あずまや
d,きかん
e,ほろほろちょう
f,こうさい
g,おうしん
h,さとうきび・カンショ・カンシャ
i,すえ
j,たいてつ
後ほど答えの詳しい内容などを載せます。
如何でしたでしょうか。
難しかったところなどお気付きの点があればドンドンコメント頂けると嬉しいです。
Part,5も平行して作っていますので、何とか本番前には完成させますので是非チャレンジして下さい。
チャレンジ感謝しますm(_ _)m
漢検一級模擬試験(鬼)
♢難易度★★★★★
※ルール無視問題のオンパレードですm(_ _)m
完全にふざけました、容赦ない難易度です。
模擬テストとしていますが文章題を30-1~3の1級並みに難しいものを作ることすら無理なので、大問⑨文章題を無くして 他の問題を増やしています。(大問②の国字も削除してます。)
大問⑨文章題
↓
大問①音読み20問+訓読み15問
大問②-2同音異義語5問
-3ミニ文章題5問(書きのみ)
大問⑤当て字15問
ルール無視問題かなりあります。
絶対出ない問題もありますm(_ _)m
力試し&難問対策みたいなものだと思って下さい。
※最後に答えが載ってます。
スクロールし過ぎ注意です。
①読み(1~20は音読み、21~35は訓読み)
♢1×35(35)
- 後輩の諌言を聞いても、自身の意見を 烋 として譲らぬ。
- 星期満ちて、妝梳 とドレスの準備をする。
- 楞厳教 の教えを守る。
- 金漆 をゴマ油で和える。
- 偶には 椹酒 も趣があって良い。
- 偵察部隊が野原から一面を 阡眠 す。
- 藺石 戦法を駆使して、城砦より先に入れず。
- 整頓の為、捨てるものを 匚 に入れる。
- 秋の淅瀝に心中 熨帖 とす。
- 日本の文化に興味があり、春鶯囀 一具を鑑賞することになった。
- 兵士、創淫として上膊 殷紅 なり。
- 湛碧な池の主は大きな 鮠 である。
- その 毳衲 の姿、まさに影合されし神なり。
- 戦術杳然として、尉繚子 の著を没読せよ。
- 元寇から逃竄し、 暹羅 の国に及ぶ。
- 殍餓した獣に禿鷹が 麕至 する。
- 上京して、初めて見る 崇廈 に圧倒された。
- 鬼薊 の総苞には粘り気がある。
- 瑩貝 で擦りて、まさに斐絹と変化す。
- 図書館で中国の叢書、重較説郛 を発見する。
- 情を陶しみ憂いを写く 。
- 潘 で床を磨くと綺麗になるらしい。
- 猯 や鹿、猪がドライバーにとっての天敵だ。
- 机の中の中途半端な 績苧 で、破れた箇所を修復する。
- 軍鬼の 釁られし 生涯が記された碑だ。
- 樒 はジンチョウゲ科の常緑高木である。
- 忠告に愎りて、違失を繰り返す。
- 豊かに実った稲を 穡れる 準備ができた。
- 平蜉蝣のいる綺麗な 磧 で石切りをする。
- 冕冠を祀りて、 誄 を述べる。
- 驪の中に一匹 驃 が交じる。
- 満財が子此れを見て 綣ろ に希有也と思ふ。
- 酒を飲めば強張ること無し、剣を置けば 扎える こと無し。
- 讒言巷間に遍して、骨まで 銷え うる。
- 人間万事塞翁が馬、趁む 事もまた多し。
②書き(国字は無し)
2×20(40)
- アノク達池 に棲む竜王を拝むべく、ヒマラヤの北を目指した。
- 本気を伝えるには、タンキョク をそのまま述べるのみである。
- 海甸の茅屋に島随一の ソウコ として名を馳せし戴白在り。
- 漢代に陝西省西安市および渭南市一帯に設置された サヒョウヨク は、長安付近の県を管轄し、後に郡となった。
- 我が黌宇は、校規を破りて カソ の罰有り。
- 隆冬涸陰につき凍死を逃るるべく、スイクし体温調節する。
- 官人の功過や キョウジャク を実録する。
- 恋慕の舞いが漸次 テキセイ として、狂恋の如き演舞と成る。
- ある国では夫が亡命するとその家族が ドリク される。
- 山海の珍味を持ち寄りて、ゴコウセイ に舌鼓みを打つ。
- 彼の存在は私に全く ヘイトウ 無い。
- 火宅に慵いて、教えに背き貪婪成るが儘に トウレイ す。
- 罪人の顔に イレズミ を入れる。
- 氾濫を防ぐべく、川の泥上げをしたので非常に カイダルい。
- カリモガリ に柩を安置する。
- 各地毎に特色のある カシャタン を見て、羈愁を抱く。
- 学童物聞かざれば、斑の如く シチ する。
- 夕暉の下、大樹は ヨウヨウ と輝く。
- 進士の試験に ボウガン として合格する。
- ソクショク とは蟋蟀の別名である。
②-2 同音異義語
2×5(10)
1,其の フイ が持ち込んだ規尼涅はマラリアの特効薬であった。
2,金の斧の刺繍が美しい フイ で披露宴に向かう。
3,闇中朧朧と現る インリン の妖しさたるや。
5,塵寰から インリン して、隴畝にて安閑す。
②-3 ミニ文章題
2×5(10)
北の国の皇太子は、幼少期から殿試に望むべく、立場に傲らず日々(a) サイショウ し、見事鼈頭となりても桂林の一枝に過ぎぬと謙遜せり。王は甚く感激す。
時は過ぎ、(b)タクシウ が田を潤す頃、皇太子が突如(c) ホウサイ となりて、無辜の民を(d) ホウカイ す。
暴れた後、自らの腹に槍を刺しそのまま(e) キョウフ せり。
③語選択
2×5(10)
- 天子の崩御。
- 土産物を差し出し臣下になること。
- 顔の形の醜いこと。
- 心を傾け諂うこと。
- 盛りが過ぎて寂しくなる様。
こうりょう/せきし/せんゆ/そくしゅう/ちし/ちょくほう/らんさん/りんぎょ
④四字熟語
2×10(20)
- 子建( )
- 閻浮( )
- 被堅( )
- 浮花( )
- 彫虫( )
- ( )雕竜
- ( )映雪
- ( )負鼎
- ( )石上
- ( )累洽
いいん/しつえい/じゅげ/そんこう/だごん/
だんてん/ちょうき/てんこく/はっと/ろうずい
④-2 四字熟語の読み(より適当な四字熟語の太字部分の読み)
2×5(10)
- 人民の苦労の酷いこと。
- 物事を正確に理解すること。
- 自身の信念を堅く貫くこと。
- 自身の失敗や負けを認めないこと。
- 絶えず変化する世の中。
↓↓↓↓↓
◇黄絹幼婦
◇魴魚赬尾
◇含英咀華
◇瓶墜簪折
◇波流弟靡
◇仲連蹈海
◇孫楚漱石
◇曲突徙薪
⑤熟字訓・当て字
1×15(15)
- 地猴
- 銀弦魚
- 石松
- 錫蘭
- 番木鼈
- 仙人帽
- 檐不帰
- 紡織娘
- 省沽油
- 粘葉装
- 鳧葵
- 君府
- 天鼠矢
- 加答児
- 麻葉繍毬
⑥熟語の読み・訓読み(熟語に対して最も適当な読み)
1×10(10)
- 矜式
- 矜む
- 罔両
- 罔い
- 浹日
- 浹る
- 羽葆
- 葆り
- 荐臻
- 臻い
⑦対義語・類義語
2×10(20)
- 斗量⇄( )
- 饗餐⇄( )
- 整列⇄( )
- 縵面⇄( )
- 欣幸⇄( )
- 鶏林=( )
- 玄駒=( )
- 養子=( )
- 聖善=( )
- 君主=( )
かいあんおう/かかん/かた/けいさつ/こっちん/ちょういき/ばんせきおう/ふくほう/めいれい/ようきゅう
⑧故事・ことわざ
2×10(20)
- ロウソウ 責めを塞ぐ
- キサツ 剣を挂く
- ケンパクドウイ の弁
- 蘭摧玉折と為るも ショウフガイエイ と作らず
- ハコヤ の山
- ハンドク が愚痴も文殊の知恵
- ビンシサエン の感
- キョウケイ の性
- 天篷魚缸 セキリュウジュ
- ソントウ の嘯き
※以下スクロールのし過ぎ注意
↓↓↓
○答え
(1~20は音読み、21~35は訓読み)
- コウ
- ソウショ
- リョウゴンキョウ
- ゴンゼツ
- ジンシュ
- センベン
- リンセキ
- ホウ
- ウッチョウ
- シュンノウデン、シュンノウテン
- アンコウ
- ガイ
- ゼイドウ
- ウツリョウシ
- センラ
- クンシ
- シュウカ
- キケイ
- ヨウガイ
- チョウコウセップ
- のぞ-く
- しろみず
- まみ
- うみお
- ちぬ-られし
- じんこう
- もと-りて
- とりい-れる
- かわら
- しのびごと
- しらかげ
- ねんご-ろ
- かま-えし
- き-え
- ゆきなや-む
②書き
- 阿耨
- 丹棘
- 竈戸
- 左馮翊
- 夏楚
- 吹煦
- 景迹
- 狄成
- 孥戮
- 五侯鯖
- 弊竇
- 饕戻
- 黥(罪人の~とある為「入れ墨・刺青・文身」は×)
- 腕弛い
- 殯
- 火車站
- 差池
- 曄曄、燁燁(※一級範囲外)
- 榜眼
- 趨織・促織
②-2 同音異義語
1,巫医
2,黼衣
3,陰燐
4,淫霖・陰霖
5,隠淪
②-3 ミニ文章題
a,焠掌
b,濯枝雨
c,泡斎
d,烹醢
e,僵仆
③語選択
- 陟方
- 致贄
- 戚施
- 閃楡
- 闌珊
こんりょう/せきし/せんゆ/そくしゅう/ちし/ちょくほう/らんさん/りんぎょ
④四字熟語
- 子建(八斗)
- 閻浮(檀金)
- 被堅(執鋭)
- 浮花(浪蕊)
- 彫虫(篆刻)
- (談天)雕竜
- (孫康)映雪
- (伊尹)負鼎
- (樹下)石上
- (重熙)累洽
いいん/しつえい/じゅげ/そんこう/だごん/
だんてん/ちょうき/てんこく/はっと/ろうずい
④-2 四字熟語の読み
- ほうぎょ
- こうけん
- とうかい
- そうせき
- たいび
⑤熟字訓・当て字
- いたち
- きびなご
- ひかげのかずら
- セイロン、セーロン
- マチン
- きぬがさだけ
- タバコ
- くつわむし
- みつばうつぎ
- でっちょうそう
- あさざ
- コンスタンチノープル
- くすね
- カタル
- こでまり
⑥熟語の読み・訓読み
- きょうしょく
- つつし-む
- もうりょう
- な-い
- しょうじつ
- めぐ-る
- うほう
- はねかざ-り
- せんしん
- おお-い
⑦対義語・類義語
- 斗量⇄(圭撮)
- 饗餐⇄(蔔匏)
- 整列⇄(汨陳)
- 縵面⇄(形)
- 欣幸⇄(陽九)
- 鶏林≒(鰈域)
- 玄駒≒(槐安王)
- 養子≒(螟蛉)
- 聖善≒(万石媼)
- 君主≒(可汗)
かいあんおう/かかん/かた/こっちん/けいさつ/ちょういき/ばんせきおう/ふくほう/めいれい/ようきゅう
⑧故事・ことわざ
- 潦草
- 季札
- 堅白同異
- 蕭敷艾栄
- 藐姑射
- 槃持
- 鬢糸茶烟(煙)
- 薑桂
- 石榴樹
- 孫登
◇答えの詳細
http://futamiasuka.hatenadiary.jp/entry/2018/08/26/191247
答えに間違いが無いかチェックはしてますが、勘違いなどもあるかも知れません
ご容赦下さいm(_ _)m
漢検一級模擬試験(鬼)の答え
♢難易度★★★★★
※ルール無視問題のオンパレードですm(_ _)m
答えです。
リピーター組が120点ぐらいしか採れない!を目的に頑張って作りました←
書き、当て字、対義語・類義語、諺が特に難しいと思います。
+αの難問対策ということで。
①読み(1~20は音読み、21~35は訓読み)
- 烋として譲らぬ。…コウ(後述)
- 妝梳…ソウショ(化粧をする、化粧。)
- 楞厳教…リョウゴンキョウ(仏教の一派)
- 金漆…ゴンゼツ(当て字読みの場合はコシアブラ)
- 椹酒…ジンシュ(桑の実で醸した酒)
- 阡眠…センベン(①野原に立って、遥か遠くを見つめる ②草木が生い茂った様)
- 藺石…リンセキ(城の上から石を敵に投げ落とす、またその石)
- 匚…ホウ(箱、訓読み→はこ)
- 熨帖…ウッチョウ(中国語としての意味①適切である②気持ちが安らかである)
- 春鶯囀一具…シュンノウデン、シュンノウテン(後述)
- 殷紅…アンコウ(黒ずんだ殷アカ色、赤の意の場合は「アン」と読む。)
- 鮠…ガイ(コイ科の淡水魚、はや、はえ)
- 毳衲…ゼイドウ(毛織りの僧侶)
- 尉繚子の著…ウツリョウシ(②24編からなる兵法書 ①戦国時代の兵法家)
- 暹羅…センラ(シャム、タイ王国の旧称)
- 麕至…クンシ(群がってやってくること、麕→①「キン」のろじか ②「クン」群がる)
- 崇廈…シュウカ(高く大きな建物)
- 鬼薊…キケイ(おにあざみ)
- 瑩貝…ヨウガイ(紙や布を擦って光沢を出すための貝殻、漢検辞典には「エイ」しか記載されていない。瑩ヨウず…貝で磨いて光沢を出す。)
- 重較説郛…チョウコウセップ(中国の叢書、明鈔本説郛と重較説郛の二系統を指す。おまけ 郛→フ、くるわ。)
- 写く…のぞ-く
- 潘…しろみず(米のとぎ汁。)
- 猯…まみ(貒とも、アナグマ、またタヌキの別称)
- 績苧…うみお(紡いだ麻糸。)
- 釁られし…ちぬ-られし(血塗る)
- 樒…じんこう(「しきみ」→樒、梻はモクレン科の常緑小高木である。)
- 愎りて…もと-りて(人の言葉に片意地を張って背く、人の言うことを聞かない。)
- 穡れる…とりい-れる(物を取り入れる、穀物を収穫する。)
- 磧…かわら(河原、さばく[砂漠]とも読むので注意。)
- 誄…しのびごと(いのりごとは可?死者の生前の功徳を讃える言葉、誄詞ルイシ)
- 驃…しらかげ(白鹿毛、驃騎ヒョウキは将軍の名称、驃いツヨ、驃しいイサマ)
- 綣ろ…ねんご-ろ
- 扎えし…かま-えし
- 銷え…き-え(消える、他には「溶ける(かす)・尽きる(くす)・損なう・散る」等の読みがある。)
- 趁む…ゆきなや-む(お-う、おもむ-く、ゆきなや-む 音読みのチンは熟語無し、中国語の接続詞として使うらしい。)
・烋(コウ、キュウ、さいわ-い)
①コウ→誇る、驕り昂る。
②キュウ→やわらぐ。幸い、めでたい。
烋として~という表現が正しいのかは不明です(T_T)
だって熟語も例文も一切載ってないんだもん(;_;)
【妝】ソウ、ショウ、よそお-う
音読みの読み方に決まりは無さそう?
・紅妝→コウソウ、コウショウ両方の記載有り
・妝梳→ソウショのみ、ショウショが正解かは不明(ソウソでは無い注意)
・妝幺→ショウヨウ(作り話をする。)
妝梳がショウショでも正解ならば、化粧関連はソウ、ショウ
作るという意はショウのみかもしれない。
すみませんわかりません(;_;)
公開した時は莅職(職に就く)でしたが変更しましたm(_ _)m
・楞(リョウ、ロウ、かど、かどば-る)
一級範囲外ではあるが「棱」と同じ、セットで覚えておくと音読みは出てきやすい筈。
かどば-るは覚えておきたい。
・椹
①あてぎ→チン「椹質」(首切り台、転じて刑罰。また矢の的。)
②くわのみ→ジン「椹酒」
③さわら→国訓、弱檜や花粕もさわらと読む。
◇一文字で出てきて厄介そうな魚編の漢字
鮠→ガイ
鯀→コン
・春鶯囀
日本の雅楽の楽曲。曲は「遊声」「序」「颯踏」「入破 (じゅは) 」「鳥声 (てっしょう) 」「急声 (きっしょう) 」の6楽章から成る大規模な曲で,舞いがあり,全て演奏する場合のみ一具が付く。
「鶯囀」ならオウデン、オウテン。
一部の辞書にはシュンオウテンと書いてあるが、雅楽の楽曲としては「鶯」をノウと読むのが正しいと思われる。情報求む(T_T)
・崇(スウ、シュウ、あが-める、たか-い、たっと-ぶ、とうと-ぶ、お-わる)
・祟(スイ、たた-る)
高いの意の場合は「シュウ」?
情を陶タノしみ憂いを写ノゾく →陶写
・潘…ハン、しろみず、うずまき(渦巻き)
②書き
♢難易度
1,アノク達池(あのくだっち)
→阿耨達池([梵]ヒマラヤの北にあるとされる想像上の池。金や銀などの四宝を岸とし、中にはアナバタプタという竜王が住み、その四方から流れる澄んだ水は、ガンジス川など四大河となって世界を潤すという。)
2,タンキョク
→丹棘(真心、忠義。)
3,ソウコ
→竈戸(中国で海塩の生産者を言う。)
4,サヒョウヨク
→左馮翊(かつて中国に存在した行政区画。)
5,カソ
→夏楚(鞭を打って教訓する、夏はひさぎ、楚は茨の意。)
6,スイク
→吹煦(息を吹きかけて、温度を下げたり上げたりすること。)
7,キョウジャク
→景迹(①人の行い。 ②推察すること。)
8,テキセイ
狄成→(楽曲の調子が速い様。)
9,ドリク
→孥戮(夫の罪により、妻子も罰すること。)
孥→つまこ
10,ゴコウセイ
→五侯鯖(非常な珍味、鯖は寄せ鍋の意。)
11,ヘイトウ
→弊竇(害のある点。)
12,トウレイ
→饕戻(貪り戻る。)
13,イレズミ
→黥(罪人の顔や腕に罪科を忘れぬよう墨を入れた刑罰。罪人の~とある為「入れ墨・刺青・文身」は×)
14,カイダルい
→腕弛い(疲れて怠い。)
15,カリモガリ
→殯(殯宮ヒンキュウ、本葬までに遺体を仮に納めて置いた場所。)
16,カシャタン
→火車站(駅のこと)
17,シチ
→差池(揃わない様、不揃い)
18,ヨウヨウ
→曄曄(赤々と輝く様)
→燁燁(光輝く様※一級範囲外)
19,ボウガン
→榜眼(進士の試験に二番目で合格すること。)
20,ソクショク
→趨織・促織(闘促織≒闘蛩トウキョウ、闘蟋蟀トウシッシュツ)
・阿耨観音(あのくかんのん)
三十三観音の一。
この観音を念ずれば、海難を免れるという。
・阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)
仏の悟り。
一切の心理を普く正しく知る仏の智慧。
なんだこれは………。
・饕
饕餮文(とうてつもん)が読みで出題されました。
他にも「饕餮仙(とうてつせん)」という三文字熟語があり、欲深い道士を嘲っていう語らしいです。
・殯→ヒン、かりもがり
殯(かりもがり)…死者を葬る前に、暫くの間遺体を棺に納めておくこと。
斂棺(れんかん)…亡骸を棺におさめること。「斂棺の儀」
殯宮、殯、斂棺全てしっかり覚えておきたい。
○没問題
ギジャ崛山(くっせん)☆
→霊鷲山(インドのビハール地方ラージギルの東北にある山。釈迦が法華経などを説いた地として有名。)
②-2 同音異義語
1,巫医(巫女と医者、医者のこと)
2,黼衣(斧の模様を縫い取り[繡、綉]した礼服)
3,陰燐(鬼火)
4,淫霖・陰霖(三日以上続く雨、基礎問題)
5,隠淪(世を逃れ隠れること)
・フイ
「布衣」は庶民の意、ホイと読めば別の意になる。
②-3 ミニ文章題
北の国の皇太子は、幼少期から殿試に望むべく、立場に傲らず日々a,サイショウ(焠掌)し、見事鼈頭となりても桂林の一枝に過ぎぬと謙遜せり。王は甚く感激す。
時は過ぎ、b,タクシウ(濯枝雨)が田を潤す頃、皇太子が突如c,ホウサイ(泡斎)となりて、無辜の民をd,ホウカイ(烹醢)す。
暴れた後、自らの腹に槍を刺しそのままe,キョウフ(僵仆)せり。
a,焠掌…努力を惜しまぬこと
鼈頭≒状元(科挙・殿試の主席)
b,濯枝雨…陰暦6月頃に降る大雨
c,泡斎…錯乱した人
d,烹醢…惨たらしく殺すこと
e,僵仆≒殪仆エイフ
③語選択
- 天子の死。→陟方
- 土産物を差し出し臣下になること。→致贄
- 顔の形の醜いこと。→戚施
- 心を傾け諂うこと。→閃楡
- 盛りが過ぎて寂しくなる様。→闌珊
こんりょう/せきし/せんゆ/そくしゅう/ちし/ちょくほう/らんさん/りんぎょ
袞竜…竜の刺繍のある天子の衣装
戚施せきし…②顔の形の醜いこと。
閃楡せんゆ…心を傾け諂うこと。
束脩そくしゅう…致贄のフェイク
致贄ちし…土産物を差し出し臣下になること
陟方…天子の死、崩御。
闌珊らんさん…盛りが過ぎて寂しくなる様
臨馭・臨御りんぎょ…天子の位に付いて天下を治める。
④四字熟語
♢難易度
- 子建(八斗)
- 閻浮(檀金)
- 被堅(執鋭)
- 浮花(浪蕊)
- 彫虫(篆刻)
- (談天)雕竜
- (孫康)映雪
- (伊尹)負鼎
- (樹下)石上
- (重熙)累洽
いいん/しつえい/じゅげ/そんこう/だごん/
だんてん/ちょうき/てんこく/はっと/ろうずい
- 天下の才能が一石いっこくあるとすれば、曹植の詩才は一人で八斗を有するという意。蒙求の一句。
- 質の良い金。
- 完全武装すること。
- 何の取り柄も無く平凡な様。
- 取るに足らない小細工。篆刻(木や石などの印材に文字を彫ること。)
- 文章や弁論が立派で壮大なこと。
- 苦労して勉学に励む例え、蒙求の一句。
- 大きな望みのために、卑しい身分に落ちること。
- 出家行脚の境遇の例え。
- 天子の徳が積み重なって、恩恵が遍く行き渡ること。
④-2 四字熟語の読み
- 人民の苦労の酷いこと。→ほうぎょ
- 物事を正確に理解すること。→こうけん
- 自身の信念を堅く貫くこと。→とうかい
- 自身の失敗や負けを認めないこと。→そうせき
- 絶えず変化する世の中。→たいび
◇黄絹幼婦(こうけんようふ)
→①二人の判断が完全に同じになる。
②物事を正確に理解する。
③絶妙の隠語。
◇魴魚赬尾(ほうぎょていび)
→人民の苦労の酷いこと。
◇含英咀華(がんえいしょか)
→文章の良い部分を味わって、それを理解して身につけること。
◇瓶墜簪折(へいついしんせつ)
→男女が離れて二度と会い得ないたとえ。
◇波流弟靡(はりゅうたいび)
→絶えず変化する世の中、またしっかりとした考えが無く世の中に流されること。
◇仲連蹈海(ちゅうれんとうかい)
→自身の信念を堅く貫くこと。
「蹈海」は海に飛び込んで死ぬこと。
◇孫楚漱石(そんそそうせき)
→自身の失敗や負けを認めようとしないこと。
◇曲突徙薪(きょくとつししん)
→未然に災害を防ぐこと。
⑤熟字訓・当て字
♢難易度
- 地猴…いたち(鼠狼、黄鼠狼、また鼬の毛で作った筆は「狼毫ロウゴウ」という。)
- 銀弦魚…きびなご
- 石松…ひかげのかずら
- 錫蘭…セイロン、セーロン(インド洋にある大きな島。蘭が付く国名や地名は多い→烏克蘭ウクライナ、和蘭陀オランダなど)
- 番木鼈…マチン(フジウツギ科の落葉高木、種子に毒性の強いアルカロイドのストリキニーネを含む。)
- 仙人帽…きぬがさだけ(中国料理で重宝される。)
- 檐不帰…タバコ
- 紡織娘…くつわむし(≒聒聒児)
- 省沽油…みつばうつぎ
- 粘葉装…でっちょうそう(和本の綴じの一つ。)
- 鳧葵…あさざ(ハナジュンサイ、範囲外の漢字で荇、莕、荇菜、莕菜とも書く)
- 君府…コンスタンチノープル(イスタンブールの旧名。)
- 天鼠矢…くすね(松脂に油を加え、熱して練ったもの。)
- 加答児→カタル(内臓の粘膜が爛れる病気。)
- 麻葉繍毬→こでまり
⑥熟語の読み・訓読み
- 矜式…きょうしょく(慎んで手本とする)
- 矜む…つつし(む)
- 罔両…もうりょう(①薄い影 ②拠り所とするものが罔い ③魍魎)
- 罔い…な(い)
- 浹日…しょうじつ(一日)
- 浹る…めぐ(る)
- 羽葆…うほう(舞踊の舞い手が手に持ち翳して振り回すもの、羽葆幡ウホウトウ、翟葆テキホウ)
- 葆り…はねかざ(り)
- 荐臻…せんしん(災いなどが後から頻りに起こる。)
- 臻い…おお(い)
【矜】
①あわ-れむ「矜育・矜哀・矜恤・矜恕・矜救・矜愍」
②つつし-む「矜厳・矜式・矜荘・矜勉・矜奮」
③ほこ-る 「矜持(恃)・矜貴・矜負・矜大・矜邁・矜競・矜肆・矜泰」
【罔】
①な-い「罔両」「罔極の恩(極まりの無い父母の大恩)」
②し-いる「誣罔」
③くら-い「罔然」
④あみ「罔罟」
漢検辞典に載っている訓読みのみ。
最初に公開した時は
剏造(そうぞう)-剏める(はじ-める)
でしたが、安直すぎて悶々としたのでこちらに変更しましたm(_ _)m
⑦対義語・類義語
♢難易度
- 斗量⇄(圭撮)
- 饗餐⇄(蔔匏)
- 整列⇄(汨陳)
- 縵面⇄(形)
- 欣幸⇄(陽九)
- 鶏林≒(鰈域)
- 玄駒≒(槐安王)
- 養子≒(螟蛉)
- 聖善≒(万石媼)
- 君主≒(可汗)
かいあんおう/かかん/かた/こっちん/けいさつ/ちょういき/ばんせきおう/ふくほう/めいれい/ようきゅう
・斗量…枡で計ること、分量の多いことの例え。
・圭撮…非常に少ない分量、圭勺。
→圭勺…①ごく僅かな量、些少。
②栄誉・栄達の意。
・蔔匏…大根と夕顔、転じて粗食のこと。
・汨陳(こっちん)…ごちゃごちゃ乱し並べる。
・縵面(なめ)…銭の裏側の、文字が無くて滑らかな面。
・陽九…災い。
・鶏林≒鰈域、鶏域、槿域
→朝鮮の別名。
・玄駒…①蟻の別名。
②小さい馬。
③黒い鯉の別名。
・槐安王…蟻の別名、槐安国で蟻の国の都
→槐安の夢≒南柯の夢(夢の意、故事)
・螟蛉
①アオムシ。
②養子→蜾蠃(から、ジガバチ)がアオムシの子を負って自分の子とすることから。
・可汗
⑧故事・ことわざ
♢難易度
・潦草責めを塞ぐろうそう
いい加減なことを書いて責任を免れる。
「潦草」は投げやりでそそっかしいな様。
・季札剣を挂くきさつ
「蒙求」の標題。
信義を重んじることのたとえ。
・堅白同異の弁
こじつけ
・蘭摧玉折と為るも蕭敷艾栄と作らずしょうふがいえい
意味:何の取り柄もなく漠然と生きるよりは、潔く死ぬ方が本望であるたとえ
・藐姑射の山ハコヤ
①中国で不老不死の仙人が住んでるとされた想像上の山
②平安期、上皇の御所を祝って呼んだ。
・槃持が愚痴も文殊の知恵はんどく
仏の前にあっては知者も愚者も同じであり、愚者も修行をすれば知者と同じように悟りを得るということ。
・鬢糸茶烟(煙)の感びんしさえん
若い頃遊びに耽った者が、老いて淡白な生活に余勢を送ること。
・薑桂の性きょうけい
年老いてますます気性が強いこと。
・天篷魚缸石榴樹せきりゅうじゅ
どれもみな同じで代わり映えがしない
・孫登の嘯き
嘯く声が優れていること。
世俗を離れて心を澄ます例え。
皆さんは何点取れましたか?
コメント待ってます(´`)
読みが2文字の熟語の書き取り.1
基地・機知・既知(きち)のような読みが2文字の熟語のみを集めた書き取り問題です。
語選択、対義語・類義語で役に立つかも?
※問題文に変なとこ多分あります😭
- 旧知の友人に ヒイ して、仮寓させてもらう。
- キム を託すべき嬖臣である。
- 怠惰恪勤の差は ニギ に及ぶ。
- 江河滔々として、ロカ 疎らなり。
- 求むる物は ゴカ にあり。
- キイ を纏った民族に会う。
- 瓊樹の枝、フソ として剪截を図る。
- 友に トキ し愧死の心情を抱く。
- オリ が幅を利かす。
- 軋轢の濫觴は ホブ より生ずるものだ。
- ヒト を心中に胎孕す。
- ヒト を誤りて、蕨薇を食して殍餓を免る。
- ☆毘倚(頼る)
- 機務(入り組んだ大切な義務)
-
二儀(天と地、陰と陽、類:乾坤、霄壌など)
- 櫓歌(舟歌、類:櫂歌、欸乃など)
- 梧下(机の下)
- ☆卉衣(草織りの衣服)
- 扶疏(①木の枝が四方に広がる ②よろめく ③ゆらゆらと舞う)
- 妬忌(嫉妬すること)
- 汚吏(不正なことをする役人)
- ☆歩武(僅かな隔たり、僅かな距離)
- 丕図(大きな計画、はかりごと、褒める時に使う)
- 費途(金銭の使い道)
漢検1級模擬テスト③の答え
♢難易度☆☆☆(普通)
①読み(1~20は音読み、21~30は訓読み)
♢難易度☆☆☆
- 弭兵…ビヘイ(戦争を辞めること)
- 孑然…ケツゼン・ゲツゼン(孤独なさま。)
- ☆迹門…シャクモン(法華経二八品の中で序品ジョボンから安楽行品までの前半一四品のこと⇄本門)
- 阨峡…あいきょう(山などが迫って土地が狭く、高くなっている所)
- 斫刈…しゃくがい(斬り殺すこと、斬殺)
- 岌岌…きゅうきゅう(①山が高く険しいさま ②見るからに危険なさま)
- 梵砌…ぼんぜい(寺院の境内)
- ☆焼畬…しょうしゃ(焼け野原?)
- ☆丫鬟…あかん(あげまきを結った髪、またその少女)
- ○窘迫…きんぱく(敵に追い詰められ苦しむこと)
- 鷁首…げきしゅ(②水除けの為に、ゲキの頭の形を船首に刻んだり画いたりした船。「竜頭鷁首」)
- 岑嵒…しんがん(高く険しいさま)
- 萵苣…わきょ(ちしゃのこと)
- ☆罟汕…しんさん(あみで掬うこと?)
- 騁望…ていぼう(楽しんで見物すること)
- ○磬折…けいせつ(体を深く曲げて礼をすること)
- 馳鶩…ちぶ(速く走ること)
- ○山茱萸…さんしゅゆ(ミズキ科の落葉小高木。秋珊瑚、春黄金花)
- 蝴蝶…こちょう(胡蝶に同じ)
- ☆熊臑…ゆうどう(熊の前肢の柔らかい肉)
- 躄魚…いざりうお
- 樛がる…ま-がる
- 莨の生産量世界一は…たばこ
- 螫す…さ-す(毒虫が針を突き刺す)
- 奠る…まつ-る
- 髱…たぼ(日本髪で、後ろに張り出している部分)
- ○鐺…こじり(刀の鞘の先端、また、その飾りの金具)
- 岫…くき(山にある洞穴、岩穴)
- ☆潦…にわたずみ(雨が降って路上や庭に溜まった水。)
- ☆祺らか…やす-らか
斫…き-る
丫…あげまき(総角)
罟…あみ
臑…ドウ、ジュ、ジ、やわ-らか、に-る、すね
・弭兵…類:休戦、洗兵(弭める→や-める)
・弭→ゆはず(弓の両端にある弓弦をかけるところ。弓弭、弓筈とも書く。)
・弭巻→はずまき(弭に巻いてある籐トウ。)
・迹は「セキ」と読むのが殆どだが、迹門の時は「シャク」と読むので注意
他に
景迹→キョウジャク(人の行い。推察すること。)
・畬…ヨ、シャ、あらた、やきはた
①あらた→ヨ「畬田」
②やきはた→シャ「焼畬」
・阨
①狭い、また狭く険しい→アイ「阨峡、嶮阨」
(阨い…せま-い)
②塞がる、苦しむ→ヤク「阨困、窮阨」
(阨がる…ふさ-がる、阨しむ…くる-しむ)
・窘…キン、たしな-める、きわ-まる、くる-しむ、せ-まる、あやただ-しい
a,窘窮→くる-しむ、きわ-まる、
b,窘迫→くる-しむ、せ-まる
・鶩
①あひる→ボク「鶩列」
②駆けるさま→ブ「馳鶩」
・樛…キュウ、つが、とが、ま-がる、まつ-わる、めぐ-る
a,樛木(きゅうぼく)→ま-がる
似た字で「摎」もある。
こちらもキュウ、コウ、まつ-わると読み、似ているが特に熟語は見当たらない。
・毛莨…うまのあしがた
・奠…テン、まつ-る、そな-える、さだ-める
a,奠茶(てんちゃ)…仏前や霊前に茶を供えること。
b,奠都(てんと)…都をある地に定めること。
c,御香奠(ごこうでん)…お香を捧げ、お供えをする。
d,釈奠(せきてん)…孔子および儒教における先哲を先師・先聖として祀る儀式のこと。
e,奠稲(くましね)…神仏に供える、洗い清めた米。
・潦…ロウ、にわたずみ、ながあめ
a,旱潦(かんろう)…日照りと霖(ながあめ)。
b,霖潦(りんろう)…ながあめ。
c,潦水(ろうすい)…①にわたずみに同じ。 ②大水。
・祺…キ、さいわ-い、やす-らか
①祺祥→さいわ-い
②祺然→やす-らか
②書き(19,20は国字)
難易度☆☆☆
1,ヒセキの心(準一級)
→匪石の心(心や志が堅固であることの例え)
2,イアク
→帷幄(②作戦を練る場所、大将の陣営。帷帳。)
3,カサイ列島
→花綵列島(島々の連なりを花綵ハナヅナに例えた呼び名、日本列島、アリューシャン列島など)
4,トウムシロ
→籐蓆、籐筵(籐の茎を編んだむしろ、夏の敷物に使われる。)
5,ブコク罪
→誣告罪(他人を陥れる為、故意に偽った事実を告げる虚偽告訴の罪。≒讒謗)
6,カイシュン
→悔悛(キリスト教で過去の罪を神に告げ、許しを得ること。)
7,テンテツ機
→転轍機(後述。)
8,ホウレン
→鳳輦(屋根に金色の鳳凰を付けた神輿、鸞輿ランヨ、また天子の乗り物。)
9,ブアイ
→蕪穢(雑草などが生い茂って土地が荒れていること。ブワイとも。)
10,ソクシュウ☆
→束脩(入学・入門の際に弟子、生徒が師匠に納めた金銭や飲食物。)
11,カンレイシャ
→寒冷紗(カーテンや造花などに用いる目が粗く、極めて薄く織った綿布や麻布。)
12,カジカむ
→悴む
13,クユらす
→燻・薫・熏らす(煙を緩やかに立ち昇らせる。)
14,キョウトウホ
→橋頭堡(事に着手するときの足がかり。川や海を渡った敵地に作る上陸地点。)
15,センセン☆
→濺濺(流れる水の速いさま。)
16,センセン
→煽煽(火炎の勢いがあるさま。)
17,シシュ
→錙銖(僅かなこと、ごく小さいこと。類:秋毫)
18,シシュ☆
→諮諏(問い尋ねて相談すること。)
19,シンシ
→籡(反物を洗ったり染めたりするとき、布をひめゆと張らせて縮まないようにする竹製の串。伸子とも書く。)
20, 緋オドシ
→緋縅(「縅の意味を説明」鎧の札サネを革や糸で綴り合わせること、またそのもの。)
・ヒセキ
- 匪石の心…上記参照。
- 丕績…大きな手柄や実績。
- 肥瘠…肥えていることと、瘠せていること。肥痩。
- 非斥…非難し排斥すること。
- 秘跡・秘蹟…サクラメント(キリストによって定められた神の恩恵を信徒に与える儀式、洗礼や聖餐など。)
キリスト→基督
・籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す
計画や戦術の巧妙なこと。
籌→はかりごと
運らし→めぐ-らし
・帷幄に参ずる
軍事上の機密の相談に加わる。
・帷幄の臣
参謀のこと。
・帷幄上奏
君主制国家において、帷幄機関である軍部が君主に軍事事項を上奏すること。
・カサイ
鰥寡…四字熟語の欄で説明。
・カイシュン
- 悔悛…上記参照。
- 改悛…自分の行いや態度を反省し、心を入れ替えること。
- 回春…①若返ること。 ②病気が治ること。 ③新年になること、春が巡ってくること。
- 懐春…年頃になって色気付くこと。
「回春」は語選択、対義語・類義語で出てくると厄介そうです。
①②両方しっかり覚えておきたいです。
・テンテツ
- 転轍機…鉄道の分岐線かま分かれ始める所にある、日本のレールの向きを変える装置
- 点綴…(てんていの慣用読み)点を打ったように散らばっていること。
・ホウレン
- 鳳輦…上記参照。
- 菠薐草…野菜。法蓮草、鳳蓮草とも。
・燻べる(ふす)…色んな意味があります(面倒なので書きません←)
・センセン
- 専占…自分ひとりでも専有すること≒壟断
- 専擅…ほしいままに振る舞うこと
- 閃閃…①輝くさま ②閃き動くさま
- 戦戦…恐れおののくさま
- 潺潺…水がさらさらと流れるさま
- 煽煽…火炎の勢いがあるさま
- 濺濺…流れる水の速いさま
・ヒオドシ→緋縅、緋威、火縅、氷魚縅
③選択
♢難易度☆☆
- 物事の多く寄り集まる所→淵藪・淵叢
- 下品で田舎びていること→鄙野
- 天の法則→乾綱
- 人として守るべき不変の道→彝倫
- 賢者が死ぬこと→易簀
イリン/イシュウ/エキサク/エンソウ/
ケンコウ/シンショウ/テンケン/ヒヤ
♢彝倫→人として守るべき不変の道。
♢蝟集…ハリネズミの毛のように多くのものが一時に寄り集まること。
♢彙集……同類のものを集めること。
♢意執…ある考えに固執すること。
♢易簀…賢者が死ぬこと。
♢神漿…神に供える飲み物、神から授かった霊験ある飲み物。
♢震慴…震え恐れること
♢天眷…天子の恩、天帝の恵み。⇄天譴(同音異義語で対義語とのこと。)
♢天譴…天罰。類:罪報、冥罰など。
④四字熟語
♢難易度☆☆☆
- (璞玉)渾金
- (鰥寡)孤独
- (晏嬰)狐裘
- (鳧趨)雀躍
- (磨揉)遷革☆
- 沐浴(斎戒)
- 稲麻(竹葦)
- 鼓舌(揺脣)
- 家鶏(野雉)
- 越俎(代庖)
あんえい/かんか/さいかい/
だいほう/ちくま/はくぎょく/
ふすう/まじゅう/ようしん/やち
- 人の素質が優れていて飾り気のないこと。璞…あらたま
- 寄るものもなく1人で寂しい。
- 高い身分にありながら倹約に努め、職務に励むこと。
- 全身で喜びを表現する。
- 人をよい方向に教え導くこと
- 神仏へのお祈りや神聖な儀式の前に飲食や行動を慎み、水で髪や体を洗い心身を清めること。
- 人や物が入り乱れ、群がっている。
- 好き放題に思ったことを喋ること。
- 古いものを嫌って新しいものを好むこと。
- 自分の出過ぎた行いによって、他人の権限を侵す罪のこと。
・カンカ
磨揉…善を磨き短所を直すこと
遷革…よい方へ改めること
沐浴斎戒≒沐浴抒溷(もっこくじょこん)
沐浴…水で髪や体などを洗い、身を清めること。
斎戒…戒を守り心を清めること。
④-2 四字熟語の意味と読み
- 知識や才能がなく、全く役に立たない人。
- 地位が低いこと。
- 粗末な服装。
- 多勢が口にしていると、あり得ないことでも事実になってしまうこと。
- 詩境の超脱したさま。
↓↓↓↓
- こうし
- げきたく
- けいさい
- どうつい
- れいよう
♢羚羊挂角(れいようけいかく)
→痕跡を残さないこと、転じて詩境の超脱したさま。
♢行尸走肉(こうしそうにく)
→知識や才能がなく、存在していても全く役に立たない人のこと。
♢ 荊釵布裙(けいさいふくん)
→粗末な服装のこと。
♢万寿無疆(ばんじゅむきょう)
→健康で長生きすること。
♢附贅懸疣(ふぜいけんゆう)
→無用なもの、邪魔なもの。
♢明窓浄几(めいそうじょうき)
→ 明るくて綺麗で勉強に集中できる書斎のこと。
♢一里撓椎(いちりどうつい)
→多くの人が口にしていると、ありえないことでも事実になってしまうこと。
♢抱関撃柝(ほうかんげきたく)調べること
→地位が低いこと。
⑤熟字訓・当て字
♢難易度☆☆☆☆
- ○山梔子…くちなし
- 草石蚕…ちょろぎ
- 金翅雀…ひわ
- ○海鞘…ほや
- ☆守瓜…うりばえ(ウリハムシ、ウリ類の害虫)
- 山慈姑…あまな、(かたくり、さいはいらん)
- 竹根蛇…ひばかり
- ☆紫鰓魚…すずき
- ☆窃衣…やぶじらみ
- ☆帽額…もこう(御簾や御帳などの上部に装飾のために横に張る幕)
・クチナシ…山梔子、梔子、梔、桅(範囲外)
・ヒワ…鶸、金翅雀
・ホヤ…海鞘、老海鼠
慈姑…くわい
山慈姑…あまな、かたくり、さいはいらん
漢検の辞典には「あまな」のみ。
さいはいらんは生薬としての名、カタクリは北海道の名付け親、松浦武四郎のアイヌの文化について記した本にカタクリのルビがあるとのことです。
「あまな」のみで特に支障は無いでしょう。
・スズキ…鱸、盧魚、紫鰓魚、松江魚
また鱸子で「セイゴ」である。
・やぶじらみ…セリ科の二年草。藪蝨、窃衣と書くが虫では無い。
⑥熟語の読み・訓読み
♢難易度☆☆☆
全て過去問です。
- 粥獄…いくごく
- 粥ぐ…ひさ(ぐ)
- 説懌…えつえき(痼りが取れて喜ぶ。)
- 懌ぶ…よろこ(ぶ)
- 躋攀…せいはん(よじ登る。)
- 躋る…のぼ(る)
- 勁章…けいしょう
- 勁い…つよ(い)
- 肄業…いぎょう
- 肄う…なら(う)
⑦対義語・類義語
♢難易度☆☆☆
- 離床⇄(就褥)〇
- 杳窕⇄(咫尺)
- 直諫⇄(侫諂)
- 織女⇄(牽牛)〇
- 鸞鳳⇄(鴟梟)☆
- 遊行=(飛錫)☆
- 乾坤=(覆載)
- 巨擘=(翹楚)
- 従犯=(幇助・幫助)
- 尺翰=(簡牘)
かんとく/ぎょうそ/けんぎゅう/
しきょう/しせき/しゅうじょく/
ねいてん/ひしゃく/ふうさい/ほうじょ
・リショウ
- 離床…寝床を離れること。
- 離礁…暗礁に乗り上げていた船が、暗礁から離れて浮かぶこと。⇄膠砂、
- 里称・俚称…世間やその地域で呼び習わしていること。
- 利生…[仏]仏神が人々を救済し、悟りに導くこと。祈念などに応じて利益を与えること。「利生方便」
・シュウジョク
- 就褥…床を取って寝る、病床に就くこと。
- 羞辱…辱めること。類:恥辱、詬罵、詬詈(こうり)、凌(陵)侮、凌(陵)虐など
詬…コウ、ク、はじ、はずかし-める、ののし-る、そし-る
・ヨウチョウ
- 杳窕…遥かに遠いさま。
- 窈窕…美しく、淑やかなさま。類:嫋娜、
- 膺懲…敵や悪者を打ち懲らしめること。
- 羊腸…②羊の腸のように道などの幾重にも折れ曲がっていること。
- 妖兆…怪しい前兆、不思議な兆し。
- 拗長音…キャー・キュー・キョーなどの現代仮名遣いで「きゃあ・きゅう・きょう」のように表記される音。
膺懲・羊腸が過去に出題されました。
語選択、対義語類義語としても出題しやすそうなものが多く、確実に抑えておきたいです。
・咫尺
a,咫尺千里…極近い距離も見方や考え方で、非常に遠く感じられること。
b,咫尺を弁ぜず…暗くて近くの物も見分けがつかない。
○オマケ
・支石墓…弥生時代に北九州で行われた墳墓の形式。埋葬の際に甕棺(かめかん)を埋めた物が多い。
甕棺を書けるようにしておきたい。
・直諫…相手の権力・地位に遠慮せず、率直に相手を諫めること。
・侫諂…相手に阿り諂うこと。諂侫。類:阿諛、侫諛など
a,阿る(おもね)…気に入られようとする。
b,侫する(ねい)…口先だけで機嫌をとる、諂う。
c,媚びる(こ)…気に入られるように振る舞う。
d,諂・諛う(へつら)…お世辞を言ったりして、気に入られるように振る舞う。
e,侫奸・侫姦…侫するのは上手いが、心は拗ネジけていて正しくないこと、侫人、侫臣。奸侫。
f,侫言…諂う為の心の無い言葉。
・鸞鳳
①想像上の鳥、中国で幸運の象徴。
②優れた人物や君子の例え。
③固く契った夫婦や同士の例え。
・シキョウ
- 鴟梟…①フクロウ、中国で不吉の象徴。⇄鸞鳳 ②奸悪な人物。
- 鷙強…荒々しく強いこと。⇄怯懦?
- 指教…指し示して教えること。
鴟…ふくろう、とび
鷙…(猛禽の意)あらどり、あら-い
・遊行(ゆぎょう)
僧が諸国を遍歴して説法教化すること。また飛錫ともいう。「遊行聖(ゆぎょうひじり)」、遊歴。
・飛錫(ひしゃく)
僧が修行の旅をすること、行脚、雲水、虚無僧(こむそう)、普化僧(ふかそう)、回国、巡錫。
○特に優れた人物を指す言葉(常時追加予定)
a,巨擘(きょはく)…大勢の中で特に優れて目立つ人物。
b,翹楚(ぎょうそ)…大勢の中で飛び抜けて優れている。
c,超邁(ちょうまい)…他より遥かに優れている。超凡、超絶。
d,卓犖(たくらく)…他より抜きん出て優れている。卓抜、卓越など。
e,出色(しゅっしょく)…他より一段と優れている。
f,傑出(けっしゅつ)…多くのものの中で飛び抜けて優れている。屈指、逸出、圧倒など。
g,不世出(ふせいしゅつ)…滅多に世に現れない程優れている。
・幫助…①力を添えて助けること
②他人の違法な行為の実行を助ける行為「自殺──罪」
去年(2017年)にありましたね、Twitterで自殺の手助けをすると声を掛けて、計9名を殺害した悍ましい事件が。
・簡牘…手紙のこと。類:尺牘、書疏、尺翰など
⑧故事・ことわざ
♢難易度☆☆☆☆
・尭舜の子に聖人なし
→尭帝や舜帝の子に聖人は産まれない、子が必ずしも親に似ないことの例え。
・釣りして綱せず、弋して宿を射ず
→何事も節度を弁えよという戒め。
・炊臼の夢
妻に先立たれる夢。
また、妻に先立たれること。
・庸医性命を司る
その職業に堪えられないものが任に付いている例え。
今後も諺で4文字出題が出るようなら念のため覚えておきたい。
・喪家の狗
→元気のない人。
喪中の家では犬は餌を貰えず痩せ衰えることから。
・鷹鳩変ぜず
そのものが持つ本性は隠しようがないたとえ
・疾行には善迹無し
急いでしたことには良い結果が伴わない。
・郷愿は徳の賊
道徳家を装うと、かえって徳を損なってしまうということ。
・部婁には松柏無し
偉大な人物は、身分に合わぬつまらぬ場所にはいない。
・神奇卓異は至人にあらず
不思議なことや普通でないことを行うのは、道徳を極めた人間ではない。
⑨文章問題
♢難易度☆☆
湖の沿岸と山に囲まれた路をずっと奥へ奥へ歩いていくと、随分奥地に入った所に a,彎入(わんにゅう) した岸と急峻な山に挟まれた、 ①静邃(せいすい) な ②邑落(ゆうらく) がある。
それはまるで b,諾威(ノルウェー) の ③峡江(きょうこう) のようである。
この地は他では民家の周りに石垣を巡らせており、他ではなかなか見ることのできないこと独特な異景を見ることが出来る。
港湾が近く、防波堤を越えてきた波を防ぐ役割をしているそうだ。
窓から村人の様子を c,覘望(てんぼう) すると、短い桟橋の上で衣類を d,雪ぐ(すす) 女性の姿が見える。
今は紅葉の時季で e,絳(あか) が燦然と耀く景色を眺望できるが、もう少しすると豪雪に見舞われ、これまた風情のある f,瞻望(せんぼう) することができる。
g,爨婦(さんぷ) が私の好みを ④揣摩(しま) して用意した、温かい柚子入りの鴨蕎麦と、稚鮎と ⑤諸子(モロコ) の天麩羅の味を、この ⑥勝概(しょうがい) が更に滋味深いものにしてくれる。
私は雲のように囚われず、 h,翛然(ゆうぜん) と i,流離って(さすら-って) いたが、 j,駐箚(ちゅうさつ) された訳でもないのにこの地に長逗留を決め込んでいる。
美しいものを見ると、何でもない私の筆でさえ、 ⑦氷甌(ひょうおう) のように輝いて見え、意欲も湧いてくる。
普段は ⑧繁蕪(はんぶ) な文を書いてしまう私も、ただ景色に対して率直な感想を綴るだけでいいので、 ⑨刪潤(さんじゅん) する必要もない程、見事な ⑩簇錦(そうきん) たる詩文が次々と湧出してくる。
○意味
・静邃(せいすい)
もの静かで奥深い?
・邑落
村里。
・諾威(ノルウェー)
北ヨーロッパ、スカンディナビア半島の西半分を占める国。
首都はオスロ。
the Beatlesの曲(もといそれを題材にした村上春樹さんの著書)「ノルウェイの森」も有名ですね。
・峡江(きょうこう、フィヨルド)
フィヨルドのこと。
意外と難問かもしれない。
・覘望(てんぼう)
遠くから様子を窺うこと。
・爨婦(さんぷ)
飯を作る人。
・揣摩(しま)
あれこれと推し量って推量すること。「揣摩憶測」
・諸子
淡水魚、ホンモロコは琵琶湖特産(だった)。
美味。
・勝概
素晴らしい景色。
・氷甌雪椀(ひょうおうせつわん)
滑らかで上品な文具のこと。
今回は氷甌だけで出題、そういう意味になるのかは不明←
・繁蕪(はんぶ)
①雑草などが生い茂っていること。
②文章などのくだくだしいこと。
・刪潤(さんじゅん)
詩文の悪い部分や不要な部分を削り、足りない所を補うこと。≒推敲、刪修、刪定
刪る…けず-る(書物の文字や文章を添削する。)
刪ぶ…えら-ぶ
・簇錦(そうきん)
美しい文章のたとえ。
以上です。
何か間違いなどあればご指摘下さるとありがたいですm(_ _)m
これ難しかった、何点取れたなどの報告も是非。
漢検一級模擬テスト③
♢難易度☆☆☆(基礎がしっかりできていれば大丈夫?)
①読み(1~20は音読み、21~30は訓読み)
(30)1×30
- とうとう 弭兵 の時がやってきた。
- 其の狼は 孑然 として行く。
- 法華経二十八品の前半十四品を 迹門 という。
- 阨峡 な渓谷をなんとか抜けた。
- 罪人を武士が 斫刈 する。
- 岌岌 な岩壁を素手で登る。
- 秋には 梵砌 の紅葉を見に多くの見物人が訪れる。
- 大火事で一画が 焼畬 になった。
- 刹那、その 丫鬟 に懐かしさを覚え一瞥を向ける。
- 終始劣勢の 窘迫 した状態が続いている。
- 水難除けの 鷁首 だが、非常に禍々しい。
- キリマンジャロは 岑嵒 な山なので挑むには覚悟がいる。
- 萵苣 の農家が台風で大打撃を受けてしまったようだ。
- 鮴を 罟汕 した少年時代。
- ラグビーを 騁望 してくれているみたいだ。
- 恩師に 磬折 して感謝を伝える。
- 想像以上の 馳鶩 たる走りをみせた。
- 山茱萸 の花は春の季語である。
- 蝴蝶 が舞を踊る。
- 珍味である 熊臑 を初めて食した。
- 躄魚 がよちよち歩いている。
- 木が不思議な形に 樛がる。
- 莨 の生産量世界一は中国である。
- 百足に 螫される。
- 神木 奠りて 供物を捧げる。
- 膨らんだ 髱 が可愛らしい。
- 見事な装飾の 鐺 だ。
- 絶壁の 岫 にぽつんと木彫りの神像が置かれている。
- 子供が長靴を履いて 潦 を踏んでいる。
- 心 祺らか に余生を過ごす。
②書き(19,20は国字)
(40)2×20
- 終始一貫して ヒセキ の心 でやり抜いた。
- イアク に戻って策を練る。
- 日本は カサイ 列島とも呼ばれる。
- 夏の寄り合いで トウムシロ に座る。
- 彼は ブコク 罪の容疑で裁判にかけられた。
- 教会で カイシュン して気が晴れたようだ。
- テンテツ 機でレールを切り替える。
- 大嘗祭で ホウレン がお披露目される。
- 須臾を惜しみ、 ブアイ なる捷径に入る
- 入門の際に僅かばかりの ソクシュウ を納めた。
- カンレイシャ でカーテンを織る。
- 手が カジカんで 作業に集中できない。
- 線香の火を クユらす。
- この砦を攻略する為にまずは キョウトウホ を作る。
- 昨日の豪雨で河の流れが センセン としている。
- 小火が次第に センセン と燃ゆる火焰になった。
- 誹謗の為、シシュ たる過失すら突く小人物なり。
- 進路のことで詳しい先生に シシュ する。
- 弛まぬよう シンシ で布を留める。
- 立派な 緋オドシ だ。
③選択
(10)2×5
- 物事の多く寄り集まる所
- 下品で田舎びていること
- 天の法則
- 人として守るべき不変の道
- 賢者が死ぬこと
イリン/イシュウ/エキサク/エンソウ/
ケンコウ/シンショウ/テンケン/ヒヤ
④四字熟語
(20)2×10
( )渾金
( )孤独
( )狐裘
( )雀躍
( )遷革
沐浴( )
稲麻( )
鼓舌( )
家鶏( )
越俎( )
あんえい/かんか/さいかい/
だいほう/ちくい/はくぎょく/
ふすう/まじゅう/ようしん/やち
④-2 四字熟語の意味と読み
(10)2×5
- 知識や才能がなく、全く役に立たない人。
- 地位が低いこと。
- 粗末な服装。
- 多勢が口にしていると、あり得ないことでも事実になってしまうこと。
- 詩境の超脱したさま。
♢羚羊挂角
♢行尸走肉
♢荊釵布裙
♢万寿無疆
♢附贅懸疣
♢明窓浄几
♢一里撓椎
♢抱関撃柝
⑤熟字訓・当て字
(10)1×10
- 山梔子
- 草石蚕
- 金翅雀
- 海鞘
- 守瓜
- 山慈姑
- 竹根蛇
- 紫鰓魚
- 窃衣
- 帽額
⑥熟語の読み・訓読み
(10)1×10
- 粥獄…( )
- 粥ぐ…( )
- 説懌…( )
- 懌ぶ…( )
- 躋攀…( )
- 躋る…( )
- 勁章…( )
- 勁い…( )
- 肄業…( )
- 肄う…( )
⑦対義語・類義語
(20)2×10
- 離床⇄( )
- 杳窕⇄( )
- 直諫⇄( )
- 織女⇄( )
- 鸞鳳⇄( )
- 遊行=( )
- 乾坤=( )
- 巨擘=( )
- 従犯=( )
- 尺翰=( )
かんとく/ぎょうそ/けんぎゅう/
しきょう/しせき/しゅうじょく/
ねいてん/ひしゃく/ふうさい/ほうじょ
⑧故事・ことわざ
(20)2×10
- ギョウシュンの子に聖人なし
- 釣りして綱せず、ヨクして宿を射ず
- スイキュウの夢
- ヨウイ性命を司る
- ソウカの狗
- ヨウキュウ変ぜず
- 疾行にはゼンセキ無し
- キョウゲンは徳の賊
- ホウロウには松柏無し
- シンキタクイは至人にあらず
⑨文章問題(自主制作、短くしました。)
(20)2×10
(10)1×10
湖の沿岸と山に囲まれた路をずっと奥へ奥へ歩いていくと、随分奥地に入った所に a,彎入 した岸と急峻な山に挟まれた、①セイスイ な②ユウラク がある。
それはまるで b,諾威 の③キョウコウ のようである。
この地は他では民家の周りに石垣を巡らせており、他ではなかなか見ることのできないこと独特な異景を見ることが出来る。
港湾が近く、防波堤を越えてきた波を防ぐ役割をしているそうだ。
窓から村人の様子を c,覘望 すると、短い桟橋の上で衣類を d,雪ぐ 女性の姿が見える。
今は紅葉の時季で e,絳 が燦然と耀く景色を眺望できるが、もう少しすると豪雪に見舞われ、これまた風情のある f,瞻望 することができる。
g,爨婦 が私の好みを④シマ して用意した、温かい柚子入りの鴨蕎麦と、稚鮎と⑤モロコ の天麩羅の味を、この⑥ショウガイ が更に滋味深いものにしてくれる。
私は雲のように囚われず、h,翛然(範囲外でした) と i,流離って いたが、 j,駐箚 された訳でもないのにこの地に長逗留を決め込んでいる。
美しいものを見ると、何でもない私の筆でさえ、⑦ヒョウオウ のように輝いて見え、意欲も湧いてくる。
普段は⑧ハンブ な文を書いてしまう私も、ただ景色に対して率直な感想を綴るだけでいいので、⑨サンジュン する必要もない程、見事な⑩ソウキン たる詩文が次々と湧出してくる。
以上です。
合格ライン超えるには普通ぐらいの難易度だと思います。
諺が難しいですかね。
難問は結構難しいと思います。
少し忙しくて少し間隔が空いてしまいました。
ゆったりマイペースに作っていきますm(_ _)m
何か間違いなどあればご指摘下さるとありがたいです。
Twitter→https://twitter.com/sanasana_gumi?s=09
語選択ミニテスト①
語選択のミニテストです。
答え欄に同音異義語、類義語などもできる限り載せます。
※スクロールしすぎに注意
①☆☆☆☆
- 大きく盛んにすること。
- 人材を育成すること。
- 逆巻く大波。
- 俗世間の汚れた風俗。
- のびのびと明るいこと。
アイフン/インプ/カイラン/カイチョウ/
セイガ/ビセツ/チョウメイ/ビラン
○答え
- 恢張
- 菁莪
- 回瀾・廻瀾
- 埃氛
- 鬯明
♢埃氛…汚れた空気、俗世間の汚れた風俗。
♢殷富…富み栄えること。
♢回瀾…逆巻く大波。
♢恢張…大きく盛んにすること。
♢菁莪…人材を育成すること。
♢眉雪…白い眉、老人の形容。
♢鬯明…のびのびとして明るいこと。
♢糜爛…①ただれること
・インプ
- 殷富…富み栄えること。類:殷成、隆昌、繁盛、興隆、栄華
- 陰阜…恥丘のこと。
- 淫婦…多情で浮気な女。
・カイラン
- 回瀾…逆巻く大波。類:澎湃ホウハイ、怒濤、逆浪、銀波など
- 解纜…船出すること。類:開帆、抜錨など
- 乖乱…背き乱れること。
- 潰爛…破れ崩れること。
- 壊乱・潰乱…秩序などを乱し破ること。
・カイチョウ
- 恢張…大きく盛んにすること。
- 諧調…音楽のリズムなどのよく調和のとれた調子。
- 快暢…気持ち良くのびのびとしている。
今回は「快暢」に5のフェイクの役割を持たせてみた。
・セイガ
- 菁莪…人材を育成すること。英才の育成を楽しむこと。
- 聖駕…天子の乗り物。類:輦轂レンコク、鳳輦、鸞輿ランヨ
- 青蛾…黛(まゆずみ)で描いた青く美しい眉、美人の形容。類:蛾眉、夭桃、少艾、別嬪、佳人など
- 静臥…「安静」に同じ。
- 星河…天の川。類:銀漢、星雲
- 清雅…清らかで雅やかなこと。
・ビラン
- 糜爛…爛れること。
- 毘藍婆(びらんば)…劫末・劫初に吹き、全てを破壊するという暴風
- 毘藍樹…バクチノキの別名。
②☆☆☆☆
- 他の人が勧めてそうするように仕向けること。
- 素晴らしい景色。
- 雪の形容。
- 物事に夢中で時間が経つのを忘れること。
- 船舶が砂地や泥地に乗り上げること。
エキヨウ/キボウ/コウサ/ショウガイ/
ショウヨウ/セツエン/ランカ/リュウジョ
○答え
- 慫慂
- 勝概
- 柳絮
- 爛柯
- 膠砂
♢奕葉…世を重ねること、奕世、累世。
♢匱乏…物の乏しいこと。
♢膠砂…船舶が砂地や泥地に乗り上げること。
♢勝概…素晴らしい景色。
♢慫慂…他の人が勧めてそうするように仕向けること。
♢雪冤…無実の罪を雪ぐこと。
♢爛柯…囲碁の別称、好きな遊びや物事に心を奪われて時の経つのを忘れること。
♢柳絮…①白い綿毛を持った柳の種子。 ②雪の形容
・キボウ
- 匱乏…物の乏しいこと。
- 飢乏…食物が乏しく、飢えること。飢饉
- 詭謀…人を陥れようとする計略。
- 鬼謀…人並み外れた優れた謀(はかりごと)。
- 奇謀…普通では思いつかないような謀。
- 毀謗…誹り非難すること。
- 既望…陰暦16日の夜、十六夜(いざよい)。
・コウサ
- 膠砂…船舶が砂地や泥地に乗り上げること。
- 巧詐…上手く騙すこと。
- 較差…最高と最低、最大と最小との差。
- 黄砂…類:霾天(ばいてん)、霾風(ばいふう)など
・ショウヨウ
- 慫慂…他の人が勧めてそうするように仕向けること。
- 逍遥…気儘にぶらぶら歩くこと、漫ソゾろ歩き。
- 倘(倡)佯…歩き回ること。
- 小恙…ちょっとした病気。微恙。
- 蕉葉…芭蕉の葉。
- 賞用…いい品だと誉めて使うこと。
・セツエン
- 雪冤…無実の罪を雪ススぐこと。身の潔白を証明すること。
- 設宴…宴会・会食の場を設けること。
以上、語選択問題でした。
補足書いてると結構時間かかりますね……(;_;)。